フィナステリドは、男性型脱毛症(AGA)の治療薬として米国食品局(FDA)が認可した薬です。
AGAは、遺伝や生活習慣などの要因により引き起こされる脱毛症ですが、男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)の生成が主な原因とされています。
DHTは、男性ホルモンであるテストステロンから5αリダクターゼという酵素により作られており、毛細胞の機能を弱らせ、結果としてAGAによる薄毛や脱毛を進行させてしまいます。
フィナステリドは、毛髪が抜ける原因となるDHTの生成を防ぐ働きがあり、脱毛を防ぐことで薄毛を改善させていきます。
男性型脱毛症(AGA)の原因とされる男性ホルモンDHTは、遺伝の影響が強い脱毛症として知られています。
AGAになるのは、5αリダクターゼの分泌量が多いためですが、遺伝によって分泌量が異なるため、AGAは遺伝が原因と言われているのです。
フィナステリドは、この5αリダクターゼの活動を阻害するため、遺伝でAGAになりやすい方でも改善させることが可能となっています。
フィナステリドが活動を阻害する5αリダクターゼには、1型と2型の2種類があります。
1型5αリダクターゼは、皮脂腺に多く存在し、皮脂の分泌に関係しています。
また、2型5αリダクターゼは毛乳頭に存在してAGAを引き起こすといわれており、フィナステリドはこの2型を70%程度抑制することができるのです。
1型5αリダクターゼに関しても全く効果がないわけではなく、30%程度抑える効果があります。
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